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№234 パッチギ!

 念願かなってやっと見終えた。
のどに引っかかった感じが
ずっとあって、見なければと
言う焦りになっていたほど
だったが、やっとすっきり
できた。

 「チルソク」と比較すると
バイオレンス色は強いが、
なぜか同様にテロップに
文科省の名前が。
「イムジン河」を放送禁止に
したのも、国家権力のはず
なのに何かおかしかった。

 言いたいことは3つ。
まず思想色の強い映画では
なかったこと。やっぱり井筒監督
はアンタッチャブルなものでも
十分エンターテインメントに
できる人だなと言う感想がひとつ。

 二つ目は「チルソクの夏」も
そうだったが、共にフォークが
効果的に使われていたのは
印象的。年代は「パッチギ」の
方が少し古いように思うが、
ほぼ同時期を舞台に国境を
越えた恋愛を描いたという
点でも対照的。

 3つ目は自分の中で「チルソク」
より「パッチギ」の方を上位概念
として勝手に位置づけていた
のだが、見終わってみれば
両方とも大好きになれたこと。
これは意外だった。
重いテーマを頭からたたき
つける(「パッチギ」では
そのまんまのシーンも
多かったけど^^;)感じではなく、
双方とも実は心に染み込ませる
ような映画になっていたことも
共通していたと思う。
素晴らしい映画だった。

 余談ながらヒロインの一家
が下関、徳山を経て京都に
たどり着いている下りが
台詞で説明されている。
全く無関係ではないのだと
言うことを強引に主張したい。
 また特撮ファン的にも主演の
ハリケンレッドに、仮面ライダー
クウガ、そしてライオン丸G
の獅子丸とオールスターが
ずらり。これも楽しみの一つと
して付け加えておきたい。

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コメント

友人と見た作品です。
私が暮らす姫路にも、在日の方が多いので、
「ああ、なるほど、そうなんや・・・」という場面が」とても多かったですね。
たとえば、小学校が同じでも、中学が同じ、金君もいれば、民族学校に通う子もいるのが、
当時から不思議で、最近、韓国ブームや北朝鮮の問題なんかで、分かりましたもの。

放送禁止歌ですが、メディアの自主規制がほとんどらしいと、その手の本にありました。
とても、いいうたなので、禁止にせんでもと思いましたが、時代が許さなかったのでしょうね。

投稿: 蝶吉 | 2006年11月 3日 (金) 12時06分

>蝶吉さん
時代によって評価が移り変わりするのは仕方ないことですが、そう思ってみていると人の決める基準なんていい加減だなあと思いますね。こまの映画もR-12指定なのにお役所が推薦していたりするし。 

投稿: モンスターAM | 2006年11月 3日 (金) 17時44分

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